# EKS + ALB Ingress Controllerの導入とカスタマイズ

## 目次
1. はじめに
2. 前提条件
   - 2.1 AWS CLIのインストールと設定
   - 2.2 EKSクラスタの作成
3. ALB Ingress Controllerの導入
   - 3.1 Ingress Controllerのインストール
   - 3.2 IAMロールとポリシーの設定
   - 3.3 Kubernetesへのデプロイ
4. カスタマイズの手法
   - 4.1 カスタムリソースの作成
   - 4.2 Ingressリソースの設定
5. 監視とロギング
   - 5.1 CLoudWatchログの設定
   - 5.2 メトリクスの監視
6. トラブルシューティング
   - 6.1 一般的な問題とその解決方法
7. まとめ

## 1. はじめに
Amazon Elastic Kubernetes Service（EKS）とApplication Load Balancer（ALB）を用いたIngress Controllerの導入は、スケーラブルで信頼性の高いアプリケーションの管理に役立ちます。Ingress Controllerは、HTTPやHTTPSのルーティングを行う重要なコンポーネントです。本記事では、その導入とカスタマイズプロセスを詳しく解説します。

## 2. 前提条件

### 2.1 AWS CLIのインストールと設定
まず、AWS CLIがインストールされていることを確認します。以下のコマンドでインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

その後、認証情報を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2 EKSクラスタの作成
AWS Management ConsoleからEKSクラスタを作成します。TerraformやCloudFormationを使用して自動化することも可能です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. ALB Ingress Controllerの導入

### 3.1 Ingress Controllerのインストール
ALB Ingress Controllerは、Kubernetesのカスタムリソースを使用してALBを自動管理するツールです。IAMロールに適切なポリシーを設定し、Kubernetes上にデプロイすることで利用可能になります。

### 3.2 IAMロールとポリシーの設定
IAMポリシーを作成し、ALB Ingress Controllerが必要とする権限を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.3 Kubernetesへのデプロイ
以下のYAMLファイルを作成し、ALB Ingress Controllerをデプロイします。

![img](/mosaic-code.jpg)

デプロイコマンドを実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. カスタマイズの手法

### 4.1 カスタムリソースの作成
ALB Ingress Controllerは、Ingressリソースをカスタマイズするための多くのオプションを提供します。たとえば、カスタムドメインを使用する場合やSSL/TLSを設定する場合など、多様なシナリオに対応可能です。

### 4.2 Ingressリソースの設定
Ingressリソースを用いることでさまざまなルーティングルールを定義できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. 監視とロギング

### 5.1 CloudWatchログの設定
AWS CloudWatchを利用してアクセスログやエラーログを監視します。ボリュームの高いトラフィックを扱う場合や問題発生時に役立ちます。

### 5.2 メトリクスの監視
ALBは、CloudWatchメトリクスを提供し、リクエスト数、リクエスト遅延、エラーレート等を監視可能です。

## 6. トラブルシューティング

### 6.1 一般的な問題とその解決方法
- **ALBが作成されない**: IAMポリシーの適用漏れを確認します。
- **アクセスができない**: セキュリティグループやネットワークACLの適用を確認してください。

## 7. まとめ
EKSとALB Ingress Controllerを使用することで、高度にカスタマイズ可能なネットワークアーキテクチャを構築できます。定期的なログ監視やパフォーマンス監視を行い、安定した運用を実現しましょう。

この手順を進めつつ、新たなEKSの提供機能やALB Ingress Controllerの新バージョンの発表に応じて常に最新の情報を取得し続けることが重要です。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# EKS + ALB Ingress Controllerの導入とカスタマイズ

## 目次
1. はじめに
2. 前提条件
   - 2.1 AWS CLIのインストールと設定
   - 2.2 EKSクラスタの作成
3. ALB Ingress Controllerの導入
   - 3.1 Ingress Controllerのインストール
   - 3.2 IAMロールとポリシーの設定
   - 3.3 Kubernetesへのデプロイ
4. カスタマイズの手法
   - 4.1 カスタムリソースの作成
   - 4.2 Ingressリソースの設定
5. 監視とロギング
   - 5.1 CLoudWatchログの設定
   - 5.2 メトリクスの監視
6. トラブルシューティング
   - 6.1 一般的な問題とその解決方法
7. まとめ

## 1. はじめに
Amazon Elastic Kubernetes Service（EKS）とApplication Load Balancer（ALB）を用いたIngress Controllerの導入は、スケーラブルで信頼性の高いアプリケーションの管理に役立ちます。Ingress Controllerは、HTTPやHTTPSのルーティングを行う重要なコンポーネントです。本記事では、その導入とカスタマイズプロセスを詳しく解説します。

## 2. 前提条件

### 2.1 AWS CLIのインストールと設定
まず、AWS CLIがインストールされていることを確認します。以下のコマンドでインストールします。

```bash
$ curl "https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg" -o "AWSCLIV2.pkg"
$ sudo installer -pkg AWSCLIV2.pkg -target /
```

その後、認証情報を設定します。

```bash
$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: YOUR_ACCESS_KEY
AWS Secret Access Key [None]: YOUR_SECRET_KEY
Default region name [None]: us-west-2
Default output format [None]: json
```

### 2.2 EKSクラスタの作成
AWS Management ConsoleからEKSクラスタを作成します。TerraformやCloudFormationを使用して自動化することも可能です。

```bash
$ eksctl create cluster --name my-cluster --region us-west-2
```

## 3. ALB Ingress Controllerの導入

### 3.1 Ingress Controllerのインストール
ALB Ingress Controllerは、Kubernetesのカスタムリソースを使用してALBを自動管理するツールです。IAMロールに適切なポリシーを設定し、Kubernetes上にデプロイすることで利用可能になります。

### 3.2 IAMロールとポリシーの設定
IAMポリシーを作成し、ALB Ingress Controllerが必要とする権限を設定します。

```json
{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "ec2:DescribeSubnets",
                "ec2:DescribeSecurityGroups",
                "ec2:DescribeInstances",
                "ec2:DescribeNetworkInterfaces"
            ],
            "Resource": "*"
        }
    ]
}
```

### 3.3 Kubernetesへのデプロイ
以下のYAMLファイルを作成し、ALB Ingress Controllerをデプロイします。

```yaml
apiVersion: extensions/v1beta1
kind: Deployment
metadata:
  name: alb-ingress-controller
spec:
  replicas: 1
  template:
    metadata:
      labels:
        app: alb-ingress-controller
    spec:
      containers:
      - name: alb-ingress-controller
        image: docker.io/amazon/aws-alb-ingress-controller:v1.1.9
```

デプロイコマンドを実行します。

```bash
$ kubectl apply -f alb-ingress-controller.yaml
```

## 4. カスタマイズの手法

### 4.1 カスタムリソースの作成
ALB Ingress Controllerは、Ingressリソースをカスタマイズするための多くのオプションを提供します。たとえば、カスタムドメインを使用する場合やSSL/TLSを設定する場合など、多様なシナリオに対応可能です。

### 4.2 Ingressリソースの設定
Ingressリソースを用いることでさまざまなルーティングルールを定義できます。

```yaml
apiVersion: networking.k8s.io/v1
kind: Ingress
metadata:
  name: example-ingress
spec:
  rules:
  - host: example.com
    http:
      paths:
      - path: /
        backend:
          service:
            name: my-service
            port:
              number: 80
```

## 5. 監視とロギング

### 5.1 CloudWatchログの設定
AWS CloudWatchを利用してアクセスログやエラーログを監視します。ボリュームの高いトラフィックを扱う場合や問題発生時に役立ちます。

### 5.2 メトリクスの監視
ALBは、CloudWatchメトリクスを提供し、リクエスト数、リクエスト遅延、エラーレート等を監視可能です。

## 6. トラブルシューティング

### 6.1 一般的な問題とその解決方法
- **ALBが作成されない**: IAMポリシーの適用漏れを確認します。
- **アクセスができない**: セキュリティグループやネットワークACLの適用を確認してください。

## 7. まとめ
EKSとALB Ingress Controllerを使用することで、高度にカスタマイズ可能なネットワークアーキテクチャを構築できます。定期的なログ監視やパフォーマンス監視を行い、安定した運用を実現しましょう。

この手順を進めつつ、新たなEKSの提供機能やALB Ingress Controllerの新バージョンの発表に応じて常に最新の情報を取得し続けることが重要です。 

EKS + ALB Ingress Controllerの導入とカスタマイズ

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