## 目次

1. はじめに
2. API Gatewayの設定
   - 2.1 APIの作成
   - 2.2 リクエストルートの設定
3. Lambda関数の作成
   - 3.1 関数の作成と設定
   - 3.2 実装例（Python）
4. DynamoDBの設定
   - 4.1 テーブルの作成
   - 4.2 データモデルの設計
5. API Gateway と Lambda の統合
   - 5.1 呼び出し統合の設定
6. テストとデプロイ
   - 6.1 ローカルテスト
   - 6.2 デプロイと検証
7. セキュリティとスケーリング
   - 7.1 IAMロールの設定
   - 7.2 スケーリング戦略
8. まとめ

## 1. はじめに

API Gateway、Lambda、DynamoDBは、AWSが提供するクラウドリソースを利用してバックエンドをシンプルかつ効果的に構築するための強力なツールキットです。これらのサービスを組み合わせることで、スケーラブルで信頼性が高く、サーバーレスのアーキテクチャを実現できます。このガイドでは、基本的なAPIバックエンドを作成する手順を詳細に説明します。

## 2. API Gatewayの設定

### 2.1 APIの作成

API Gatewayで新しいREST APIを作成します。APIの名前や説明を入力し、作成を押すだけで基本的なAPI構造が準備されます。

### 2.2 リクエストルートの設定

APIのエンドポイントを設定するために、リクエストルートを設定します。例えば、`/todos`というパスに対してGET、POST、DELETEなどのHTTPメソッドを割り当てましょう。

## 3. Lambda関数の作成

### 3.1 関数の作成と設定

AWS Lambdaコンソールにアクセスし、新しい関数を作成します。関数名や実行環境（Python、Node.jsなど）を選択し、さらに実行ロールを必要に応じて指定します。

### 3.2 実装例（Python）

以下のPythonコードで、DynamoDBと連携する簡単なLambda関数を実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. DynamoDBの設定

### 4.1 テーブルの作成

AWS DynamoDBコンソールで新しいテーブルを作成し、主キー（例: `todoId`）を設定します。

### 4.2 データモデルの設計

アプリケーションの要件に応じて、データ構造を設計します。文字列や数値、リストなどのデータ型を選び、複雑な構造も自在にモデル化できます。

## 5. API Gateway と Lambda の統合

### 5.1 呼び出し統合の設定

API GatewayとLambda関数を統合します。API Gatewayの設定画面から統合リクエストのリソースにLambdaを選択し、関数名を指定します。

## 6. テストとデプロイ

### 6.1 ローカルテスト

Lambdaのテスト機能を使って、ハンドラ関数が正しく動作するかどうかをチェックします。イベントパラメータを手動で設定してテストを実行できます。

### 6.2 デプロイと検証

API Gatewayのコンソールでデプロイを選び、ステージを指定してエンドポイントを本番環境でアクティブにします。公開したエンドポイントを使って動作確認を行います。

## 7. セキュリティとスケーリング

### 7.1 IAMロールの設定

Lambda、API Gateway、およびDynamoDB間でのアクセス権を設定するために適切なIAMロールを設定しましょう。最小限の権限に留めることがセキュリティ向上の基本です。

### 7.2 スケーリング戦略

需要に応じて自動的にスケーリングするLambdaの特性を活かし、データの増加やAPI呼び出し数の急増に対応します。

## 8. まとめ

今回の手順を通じて、シンプルでスケーラブルなAPIバックエンドを構築できます。API Gateway、Lambda、DynamoDBの組み合わせは、コストを抑えつつ柔軟なクラウドネイティブアプリケーションを実現する強力なソリューションです。 [cv:issue_marketplace_engineer]

## 目次

1. はじめに
2. API Gatewayの設定
   - 2.1 APIの作成
   - 2.2 リクエストルートの設定
3. Lambda関数の作成
   - 3.1 関数の作成と設定
   - 3.2 実装例（Python）
4. DynamoDBの設定
   - 4.1 テーブルの作成
   - 4.2 データモデルの設計
5. API Gateway と Lambda の統合
   - 5.1 呼び出し統合の設定
6. テストとデプロイ
   - 6.1 ローカルテスト
   - 6.2 デプロイと検証
7. セキュリティとスケーリング
   - 7.1 IAMロールの設定
   - 7.2 スケーリング戦略
8. まとめ

## 1. はじめに

API Gateway、Lambda、DynamoDBは、AWSが提供するクラウドリソースを利用してバックエンドをシンプルかつ効果的に構築するための強力なツールキットです。これらのサービスを組み合わせることで、スケーラブルで信頼性が高く、サーバーレスのアーキテクチャを実現できます。このガイドでは、基本的なAPIバックエンドを作成する手順を詳細に説明します。

## 2. API Gatewayの設定

### 2.1 APIの作成

API Gatewayで新しいREST APIを作成します。APIの名前や説明を入力し、作成を押すだけで基本的なAPI構造が準備されます。

### 2.2 リクエストルートの設定

APIのエンドポイントを設定するために、リクエストルートを設定します。例えば、`/todos`というパスに対してGET、POST、DELETEなどのHTTPメソッドを割り当てましょう。

## 3. Lambda関数の作成

### 3.1 関数の作成と設定

AWS Lambdaコンソールにアクセスし、新しい関数を作成します。関数名や実行環境（Python、Node.jsなど）を選択し、さらに実行ロールを必要に応じて指定します。

### 3.2 実装例（Python）

以下のPythonコードで、DynamoDBと連携する簡単なLambda関数を実装します。

```python
import json
import boto3
dynamodb = boto3.resource('dynamodb')
table = dynamodb.Table('Todos')

def lambda_handler(event, context):
    response = table.scan()
    data = response['Items']
    return {
        'statusCode': 200,
        'body': json.dumps(data)
    }
```

## 4. DynamoDBの設定

### 4.1 テーブルの作成

AWS DynamoDBコンソールで新しいテーブルを作成し、主キー（例: `todoId`）を設定します。

### 4.2 データモデルの設計

アプリケーションの要件に応じて、データ構造を設計します。文字列や数値、リストなどのデータ型を選び、複雑な構造も自在にモデル化できます。

## 5. API Gateway と Lambda の統合

### 5.1 呼び出し統合の設定

API GatewayとLambda関数を統合します。API Gatewayの設定画面から統合リクエストのリソースにLambdaを選択し、関数名を指定します。

## 6. テストとデプロイ

### 6.1 ローカルテスト

Lambdaのテスト機能を使って、ハンドラ関数が正しく動作するかどうかをチェックします。イベントパラメータを手動で設定してテストを実行できます。

### 6.2 デプロイと検証

API Gatewayのコンソールでデプロイを選び、ステージを指定してエンドポイントを本番環境でアクティブにします。公開したエンドポイントを使って動作確認を行います。

## 7. セキュリティとスケーリング

### 7.1 IAMロールの設定

Lambda、API Gateway、およびDynamoDB間でのアクセス権を設定するために適切なIAMロールを設定しましょう。最小限の権限に留めることがセキュリティ向上の基本です。

### 7.2 スケーリング戦略

需要に応じて自動的にスケーリングするLambdaの特性を活かし、データの増加やAPI呼び出し数の急増に対応します。

## 8. まとめ

今回の手順を通じて、シンプルでスケーラブルなAPIバックエンドを構築できます。API Gateway、Lambda、DynamoDBの組み合わせは、コストを抑えつつ柔軟なクラウドネイティブアプリケーションを実現する強力なソリューションです。 

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