# Google Cloud EndpointsとCloud RunでAPIを構築する方法

## 目次

1. はじめに
2. Google Cloud Endpointsとは
3. Cloud Runとは
4. API構築の準備
    1. 必要なツールとアカウントのセットアップ
    2. プロジェクトの作成と設定
5. APIの構築ステップ
    1. API仕様の作成
    2. Cloud Endpointsの設定
    3. APIのデプロイとテスト
6. Cloud Runでのデプロイ
    1. Dockerイメージの作成
    2. Cloud Runへのデプロイ
    3. Cloud EndpointsとCloud Runの統合
7. ベストプラクティス
8. まとめ

## 1. はじめに

Google Cloud EndpointsとCloud Runを使用することで、スケーラブルで安全なRESTful APIを簡単に構築できます。Cloud EndpointsはAPIプロキシ機能を提供し、一方Cloud RunはHTTPリクエストに応答するコンテナ化されたアプリケーションを実行します。このガイドでは、これらを組み合わせてAPIを構築・デプロイする方法を詳しく説明します。

## 2. Google Cloud Endpointsとは

Google Cloud Endpointsは、APIを公開・管理するプラットフォームです。APIに対するアクセス制限、モニタリング、または認証を実施する際に役立ちます。Cloud Endpointsは、OpenAPI仕様で定義されたAPIを使用して、高度な管理とモニタリングを提供します。

## 3. Cloud Runとは

Cloud Runは、コンテナ化されたアプリケーションを Google Cloud上で実行するサービスです。スケーラビリティに優れており、HTTPリクエストをトリガとして起動します。また、使った分だけ支払う従量課金制を採用しており、コスト効率の良い運用が可能です。

## 4. API構築の準備

### 4-1. 必要なツールとアカウントのセットアップ

- **Google Cloudアカウント**: このサービスを利用するにはGoogle Cloudのアカウントが必要です。
- **Google Cloud SDK**: `gcloud`コマンドラインツールを使用して管理タスクを実行します。
- **Docker**: Cloud Runで使用するコンテナを作成します。

### 4-2. プロジェクトの作成と設定

Google Cloudコンソールで新しいプロジェクトを作成し、Cloud EndpointsとCloud Runを使用するために以下のAPIを有効化します。

- Cloud Endpoints API
- Cloud Run API

## 5. APIの構築ステップ

### 5-1. API仕様の作成

APIの仕様はOpenAPIフォーマットを用いて記述します。以下は簡単なサンプルyamlです。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. Cloud Endpointsの設定

Cloud EndpointsをAPIプロキシとして設定します。OpenAPI仕様に基づき、以下のコマンドでデプロイを行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-3. APIのデプロイとテスト

APIがデプロイされたら、提供されたURLを使ってAPIの動作をテストします。

## 6. Cloud Runでのデプロイ

### 6-1. Dockerイメージの作成

まず、Dockerfileを作成し、アプリケーションをコンテナ化します。以下はNode.jsを利用する簡単なDockerfileの例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

このDockerイメージをCloud Runにデプロイ可能なイメージとしてビルドします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 6-2. Cloud Runへのデプロイ

`gcloud`CLIでCloud Runにデプロイします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 6-3. Cloud EndpointsとCloud Runの統合

Cloud Endpointsで設定したAPIプロキシとCloud Runサービスを統合し、リクエストをエンドポイントにルーティングします。

## 7. ベストプラクティス

- **セキュリティ**: APIキーやOAuth2を使ってエンドポイントのセキュリティを確保します。
- **スケーリング**: トラフィックに応じて適切にスケーリングするための設定を行います。

## 8. まとめ

Google Cloud EndpointsとCloud Runを使用することで、スケーラブルで管理しやすいAPIを簡単に構築できます。これらのサービスを利用することで、迅速にAPIをデプロイし、ビジネスニーズに合わせた高性能なバックエンドを提供することが可能です。技術的なディテールや問題が発生した場合は、公式ドキュメントやコミュニティフォーラムを活用してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Google Cloud EndpointsとCloud RunでAPIを構築する方法

## 目次

1. はじめに
2. Google Cloud Endpointsとは
3. Cloud Runとは
4. API構築の準備
    1. 必要なツールとアカウントのセットアップ
    2. プロジェクトの作成と設定
5. APIの構築ステップ
    1. API仕様の作成
    2. Cloud Endpointsの設定
    3. APIのデプロイとテスト
6. Cloud Runでのデプロイ
    1. Dockerイメージの作成
    2. Cloud Runへのデプロイ
    3. Cloud EndpointsとCloud Runの統合
7. ベストプラクティス
8. まとめ

## 1. はじめに

Google Cloud EndpointsとCloud Runを使用することで、スケーラブルで安全なRESTful APIを簡単に構築できます。Cloud EndpointsはAPIプロキシ機能を提供し、一方Cloud RunはHTTPリクエストに応答するコンテナ化されたアプリケーションを実行します。このガイドでは、これらを組み合わせてAPIを構築・デプロイする方法を詳しく説明します。

## 2. Google Cloud Endpointsとは

Google Cloud Endpointsは、APIを公開・管理するプラットフォームです。APIに対するアクセス制限、モニタリング、または認証を実施する際に役立ちます。Cloud Endpointsは、OpenAPI仕様で定義されたAPIを使用して、高度な管理とモニタリングを提供します。

## 3. Cloud Runとは

Cloud Runは、コンテナ化されたアプリケーションを Google Cloud上で実行するサービスです。スケーラビリティに優れており、HTTPリクエストをトリガとして起動します。また、使った分だけ支払う従量課金制を採用しており、コスト効率の良い運用が可能です。

## 4. API構築の準備

### 4-1. 必要なツールとアカウントのセットアップ

- **Google Cloudアカウント**: このサービスを利用するにはGoogle Cloudのアカウントが必要です。
- **Google Cloud SDK**: `gcloud`コマンドラインツールを使用して管理タスクを実行します。
- **Docker**: Cloud Runで使用するコンテナを作成します。

### 4-2. プロジェクトの作成と設定

Google Cloudコンソールで新しいプロジェクトを作成し、Cloud EndpointsとCloud Runを使用するために以下のAPIを有効化します。

- Cloud Endpoints API
- Cloud Run API

## 5. APIの構築ステップ

### 5-1. API仕様の作成

APIの仕様はOpenAPIフォーマットを用いて記述します。以下は簡単なサンプルyamlです。

```yaml
openapi: "3.0.0"
info:
  title: "My Sample API"
  description: "API description here."
  version: "1.0.0"
paths:
  /hello:
    get:
      summary: "Say Hello"
      responses:
        '200':
          description: "A successful response"
          content:
            application/json:
              schema:
                type: object
                properties:
                  message:
                    type: string
```

### 5-2. Cloud Endpointsの設定

Cloud EndpointsをAPIプロキシとして設定します。OpenAPI仕様に基づき、以下のコマンドでデプロイを行います。

```bash
gcloud endpoints services deploy openapi.yaml
```

### 5-3. APIのデプロイとテスト

APIがデプロイされたら、提供されたURLを使ってAPIの動作をテストします。

## 6. Cloud Runでのデプロイ

### 6-1. Dockerイメージの作成

まず、Dockerfileを作成し、アプリケーションをコンテナ化します。以下はNode.jsを利用する簡単なDockerfileの例です。

```dockerfile
FROM node:14
WORKDIR /usr/src/app
COPY package*.json ./
RUN npm install
COPY . .
EXPOSE 8080
CMD ["node", "server.js"]
```

このDockerイメージをCloud Runにデプロイ可能なイメージとしてビルドします。

```bash
docker build -t gcr.io/YOUR_PROJECT_ID/YOUR_API_IMAGE_NAME .
```

### 6-2. Cloud Runへのデプロイ

`gcloud`CLIでCloud Runにデプロイします。

```bash
gcloud run deploy YOUR_SERVICE_NAME --image gcr.io/YOUR_PROJECT_ID/YOUR_API_IMAGE_NAME --platform managed
```

### 6-3. Cloud EndpointsとCloud Runの統合

Cloud Endpointsで設定したAPIプロキシとCloud Runサービスを統合し、リクエストをエンドポイントにルーティングします。

## 7. ベストプラクティス

- **セキュリティ**: APIキーやOAuth2を使ってエンドポイントのセキュリティを確保します。
- **スケーリング**: トラフィックに応じて適切にスケーリングするための設定を行います。

## 8. まとめ

Google Cloud EndpointsとCloud Runを使用することで、スケーラブルで管理しやすいAPIを簡単に構築できます。これらのサービスを利用することで、迅速にAPIをデプロイし、ビジネスニーズに合わせた高性能なバックエンドを提供することが可能です。技術的なディテールや問題が発生した場合は、公式ドキュメントやコミュニティフォーラムを活用してください。 

Google Cloud EndpointsとCloud RunでAPIを構築する方法

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