## Amazon EFSとSFTPの連携構成【EC2 + vsftpd】

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### 目次

1. はじめに
2. Amazon EFSとは
3. SFTPおよびvsftpdの概要
4. EC2での環境構築
    1. 必要なコンポーネントの準備
    2. EC2インスタンスのセットアップ
5. Amazon EFSのセットアップと設定
    1. ファイルシステムの作成
    2. EC2インスタンスへのマウント
6. vsftpdのインストールと設定
    1. vsftpdのインストール
    2. 基本設定の編集
7. SFTPサーバーとしてのvsftpdの構成
    1. ユーザー管理
    2. アクセス制限
8. まとめ

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### 1. はじめに

Amazon EFS (Elastic File System) と EC2インスタンスを使用した SFTP サーバーの構築方法について説明します。vsftpd (Very Secure FTP Daemon) を利用して、安全なファイル転送プロトコル (SFTP) を提供する仕組みを作成しつつ、Amazon EFSを利用して柔軟なストレージソリューションを実現します。

### 2. Amazon EFSとは

Amazon EFS (Elastic File System) は、AWSが提供する完全マネージドのNFS (Network File System) ソリューションです。シンプルでスケーラブルなストレージを提供し、多くのEC2インスタンスから同時にアクセス可能な、分散型ファイルストレージサービスとして利用されています。

### 3. SFTPおよびvsftpdの概要

SFTP (SSH File Transfer Protocol) は、SSHプロトコル上で動作するセキュアなファイル転送プロトコルです。vsftpd (Very Secure FTP Daemon) は、高速性とセキュリティに優れた FTP デーモンで、FTP、FTPS、およびSFTPをサポートし、幅広い設定オプションを提供します。

### 4. EC2での環境構築

#### 4-1. 必要なコンポーネントの準備

まずは、EC2インスタンスおよび関連するリソースを準備します。この構成では、EC2インスタンス上でvsftpdを動作させ、Amazon EFSをファイルストレージとして活用します。

#### 4-2. EC2インスタンスのセットアップ

1. AWSコンソールにログインし、EC2インスタンスを作成します。
2. 必要なセキュリティグループを作成し、SSHおよびSFTPのためのポート (22) に対するインバウンドルールを設定します。
3. インスタンスにグローバルなIPアドレスを割り当て、SSHアクセスを可能にします。

### 5. Amazon EFSのセットアップと設定

#### 5-1. ファイルシステムの作成

1. AWSコンソールでEFSサービスにアクセスし、新しいファイルシステムを作成します。
2. 必要なVPCおよびサブネットを選択し、セキュリティグループを設定します。

#### 5-2. EC2インスタンスへのマウント

1. EC2インスタンスにSSHで接続し、NFSクライアントをインストールします。
    ```bash
    sudo yum install -y nfs-utils
    ```
2. マウントポイントを作成し、EFSファイルシステムをマウントします。
    ```bash
    sudo mkdir /mnt/efs
    sudo mount -t nfs4 -o nfsvers=4.1 <EFSファイルシステムID>.efs.<リージョン>.amazonaws.com:/ /mnt/efs
    ```
3. 起動時に自動的にマウントされるよう `/etc/fstab` にエントリを追加します。

### 6. vsftpdのインストールと設定

#### 6-1. vsftpdのインストール

EC2インスタンスに接続し、vsftpdをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 6-2. 基本設定の編集

`/etc/vsftpd/vsftpd.conf` を編集し、基本的なパラメータを設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7. SFTPサーバーとしてのvsftpdの構成

#### 7-1. ユーザー管理

新規ユーザーを追加し、EFSへのアクセス権を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 7-2. アクセス制限

vsftpdの設定ファイルにグループベースのアクセス制御を追加し、SFTPアクセスのみを許可します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 8. まとめ

Amazon EFS と EC2を組み合わせたSFTPサーバー構築は、柔軟なストレージと堅牢なセキュリティを提供し、高いスケーラビリティを実現します。また、vsftpdを利用することで、安全かつ効率的なファイル転送を実現し、ビジネスニーズに対応することができます。SFTPとAmazon EFSの組み合わせは特に大規模なファイル転送やマルチユーザー環境において有効です。

構築したSFTP構成を通じて、安全かつ拡張性のあるファイル管理を実現し、AWSの広範なサービスと連携してさらに高度なソリューション構築にもチャレンジしてみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

## Amazon EFSとSFTPの連携構成【EC2 + vsftpd】

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### 目次

1. はじめに
2. Amazon EFSとは
3. SFTPおよびvsftpdの概要
4. EC2での環境構築
    1. 必要なコンポーネントの準備
    2. EC2インスタンスのセットアップ
5. Amazon EFSのセットアップと設定
    1. ファイルシステムの作成
    2. EC2インスタンスへのマウント
6. vsftpdのインストールと設定
    1. vsftpdのインストール
    2. 基本設定の編集
7. SFTPサーバーとしてのvsftpdの構成
    1. ユーザー管理
    2. アクセス制限
8. まとめ

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### 1. はじめに

Amazon EFS (Elastic File System) と EC2インスタンスを使用した SFTP サーバーの構築方法について説明します。vsftpd (Very Secure FTP Daemon) を利用して、安全なファイル転送プロトコル (SFTP) を提供する仕組みを作成しつつ、Amazon EFSを利用して柔軟なストレージソリューションを実現します。

### 2. Amazon EFSとは

Amazon EFS (Elastic File System) は、AWSが提供する完全マネージドのNFS (Network File System) ソリューションです。シンプルでスケーラブルなストレージを提供し、多くのEC2インスタンスから同時にアクセス可能な、分散型ファイルストレージサービスとして利用されています。

### 3. SFTPおよびvsftpdの概要

SFTP (SSH File Transfer Protocol) は、SSHプロトコル上で動作するセキュアなファイル転送プロトコルです。vsftpd (Very Secure FTP Daemon) は、高速性とセキュリティに優れた FTP デーモンで、FTP、FTPS、およびSFTPをサポートし、幅広い設定オプションを提供します。

### 4. EC2での環境構築

#### 4-1. 必要なコンポーネントの準備

まずは、EC2インスタンスおよび関連するリソースを準備します。この構成では、EC2インスタンス上でvsftpdを動作させ、Amazon EFSをファイルストレージとして活用します。

#### 4-2. EC2インスタンスのセットアップ

1. AWSコンソールにログインし、EC2インスタンスを作成します。
2. 必要なセキュリティグループを作成し、SSHおよびSFTPのためのポート (22) に対するインバウンドルールを設定します。
3. インスタンスにグローバルなIPアドレスを割り当て、SSHアクセスを可能にします。

### 5. Amazon EFSのセットアップと設定

#### 5-1. ファイルシステムの作成

1. AWSコンソールでEFSサービスにアクセスし、新しいファイルシステムを作成します。
2. 必要なVPCおよびサブネットを選択し、セキュリティグループを設定します。

#### 5-2. EC2インスタンスへのマウント

1. EC2インスタンスにSSHで接続し、NFSクライアントをインストールします。
    ```bash
    sudo yum install -y nfs-utils
    ```
2. マウントポイントを作成し、EFSファイルシステムをマウントします。
    ```bash
    sudo mkdir /mnt/efs
    sudo mount -t nfs4 -o nfsvers=4.1 <EFSファイルシステムID>.efs.<リージョン>.amazonaws.com:/ /mnt/efs
    ```
3. 起動時に自動的にマウントされるよう `/etc/fstab` にエントリを追加します。

### 6. vsftpdのインストールと設定

#### 6-1. vsftpdのインストール

EC2インスタンスに接続し、vsftpdをインストールします。

```bash
sudo yum install -y vsftpd
```

#### 6-2. 基本設定の編集

`/etc/vsftpd/vsftpd.conf` を編集し、基本的なパラメータを設定します。

```plaintext
anonymous_enable=NO
local_enable=YES
write_enable=YES
chroot_local_user=YES
allow_writeable_chroot=YES
```

### 7. SFTPサーバーとしてのvsftpdの構成

#### 7-1. ユーザー管理

新規ユーザーを追加し、EFSへのアクセス権を設定します。

```bash
sudo useradd sftpuser
sudo passwd sftpuser
sudo mkdir -p /mnt/efs/sftpuser
sudo chown sftpuser:sftpuser /mnt/efs/sftpuser
```

#### 7-2. アクセス制限

vsftpdの設定ファイルにグループベースのアクセス制御を追加し、SFTPアクセスのみを許可します。

```plaintext
# /etc/vsftpd/user_list にユーザーを追加
echo "sftpuser" | sudo tee -a /etc/vsftpd/user_list

# SSH設定を編集
sudo bash -c 'echo -e "Match User sftpuser\n\tChrootDirectory /mnt/efs/sftpuser\n\tForceCommand internal-sftp" >> /etc/ssh/sshd_config'
sudo systemctl restart sshd
```

### 8. まとめ

Amazon EFS と EC2を組み合わせたSFTPサーバー構築は、柔軟なストレージと堅牢なセキュリティを提供し、高いスケーラビリティを実現します。また、vsftpdを利用することで、安全かつ効率的なファイル転送を実現し、ビジネスニーズに対応することができます。SFTPとAmazon EFSの組み合わせは特に大規模なファイル転送やマルチユーザー環境において有効です。

構築したSFTP構成を通じて、安全かつ拡張性のあるファイル管理を実現し、AWSの広範なサービスと連携してさらに高度なソリューション構築にもチャレンジしてみてください。 

Amazon EFSとSFTPの連携構成【EC2 + vsftpd】

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