# Gmail APIで指定送信元のみをフィルタリングするクエリ例集

## 目次
1. はじめに
2. フィルタリングの基本
3. Gmail APIの利用方法
4. 指定送信元をフィルタリングするクエリ例
   - 4-1. 単一の送信元を指定
   - 4-2. 複数の送信元を指定
5. フィルタ適用時の注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
Gmail APIは、ユーザーのGmailアカウントに対してプログラム経由でアクセスし、メールの送受信やフィルタリングを行なうことができるパワフルなツールです。この記事では、特定の送信元からのメールをフィルタリングする方法について解説します。

## 2. フィルタリングの基本
Gmailでは、クエリを用いてメールを検索することが可能です。検索クエリはGmailのUIで使用する「検索演算子」と同じ形式をサポートしており、APIを通じて実行することもできます。

## 3. Gmail APIの利用方法
Gmail APIを使用するには、Google Cloud Platformでプロジェクトを作成し、Gmail APIを有効化する必要があります。PythonやJavaScriptなどのプログラミング言語でGoogleの提供するクライアントライブラリを使用してAPIにアクセスします。

以下にPythonを使ったGmail APIの設定のための基本コードを示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. 指定送信元をフィルタリングするクエリ例

### 4-1. 単一の送信元を指定
特定の送信元からのメールを取得するには、`from` 検索演算子を使用します。以下に例を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-2. 複数の送信元を指定
複数の送信元を指定してメールを取得する場合、`OR` 演算子を使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. フィルタ適用時の注意点
- 検索クエリを間違えると、メールが見つからない場合があります。スペルミスやクエリの構文に注意しましょう。
- API呼び出しの制限に達すると、追加のリクエストが拒否される可能性があります。APIの使用制限を常に確認してください。
- Gmailの検索演算子はケース感知ではありませんが、正確性を期すために実際のメールアドレスと全く同じ形式で指定することを推奨します。

## 6. まとめ
Gmail APIを使用することで、特定の送信元メールを効率的にフィルタリングできます。目的に応じたクエリを構築することで、メールの管理が格段に楽になります。注意点に気を付けつつ、業務に役立ててみてください。

今回紹介した方法を応用することで、Gmailの強力な検索機能をプログラムから活用することが可能になります。特に多くのメールを管理する際に、効率的なメールの整理ができるでしょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Gmail APIで指定送信元のみをフィルタリングするクエリ例集

## 目次
1. はじめに
2. フィルタリングの基本
3. Gmail APIの利用方法
4. 指定送信元をフィルタリングするクエリ例
   - 4-1. 単一の送信元を指定
   - 4-2. 複数の送信元を指定
5. フィルタ適用時の注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
Gmail APIは、ユーザーのGmailアカウントに対してプログラム経由でアクセスし、メールの送受信やフィルタリングを行なうことができるパワフルなツールです。この記事では、特定の送信元からのメールをフィルタリングする方法について解説します。

## 2. フィルタリングの基本
Gmailでは、クエリを用いてメールを検索することが可能です。検索クエリはGmailのUIで使用する「検索演算子」と同じ形式をサポートしており、APIを通じて実行することもできます。

## 3. Gmail APIの利用方法
Gmail APIを使用するには、Google Cloud Platformでプロジェクトを作成し、Gmail APIを有効化する必要があります。PythonやJavaScriptなどのプログラミング言語でGoogleの提供するクライアントライブラリを使用してAPIにアクセスします。

以下にPythonを使ったGmail APIの設定のための基本コードを示します。

```python
from google.oauth2.credentials import Credentials
from googleapiclient.discovery import build

# Gmail APIのサービスオブジェクトを作成
def create_service():
    creds = Credentials.from_authorized_user_file('token.json', ['https://www.googleapis.com/auth/gmail.readonly'])
    service = build('gmail', 'v1', credentials=creds)
    return service
```

## 4. 指定送信元をフィルタリングするクエリ例

### 4-1. 単一の送信元を指定
特定の送信元からのメールを取得するには、`from` 検索演算子を使用します。以下に例を示します。

```python
def search_emails(service, user_id, query):
    result = service.users().messages().list(userId=user_id, q=query).execute()
    messages = result.get('messages', [])
    return messages

# 指定送信元のメールをフィルタリング
specific_sender = 'example@example.com'
service = create_service()
messages = search_emails(service, 'me', f'from:{specific_sender}')
```

### 4-2. 複数の送信元を指定
複数の送信元を指定してメールを取得する場合、`OR` 演算子を使用します。

```python
def search_multiple_senders(service, user_id, senders):
    query = ' OR '.join([f'from:{sender}' for sender in senders])
    messages = search_emails(service, user_id, query)
    return messages

# 複数の送信元を指定
senders = ['example1@example.com', 'example2@example.com']
messages = search_multiple_senders(service, 'me', senders)
```

## 5. フィルタ適用時の注意点
- 検索クエリを間違えると、メールが見つからない場合があります。スペルミスやクエリの構文に注意しましょう。
- API呼び出しの制限に達すると、追加のリクエストが拒否される可能性があります。APIの使用制限を常に確認してください。
- Gmailの検索演算子はケース感知ではありませんが、正確性を期すために実際のメールアドレスと全く同じ形式で指定することを推奨します。

## 6. まとめ
Gmail APIを使用することで、特定の送信元メールを効率的にフィルタリングできます。目的に応じたクエリを構築することで、メールの管理が格段に楽になります。注意点に気を付けつつ、業務に役立ててみてください。

今回紹介した方法を応用することで、Gmailの強力な検索機能をプログラムから活用することが可能になります。特に多くのメールを管理する際に、効率的なメールの整理ができるでしょう。 

Gmail APIで指定送信元のみをフィルタリングするクエリ例集

目次

1. はじめに

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