Supabase × Vercelの連携方法
2025年04月12日 16:23
Supabase と Vercel の連携は、リアルタイム機能とサーバーレスアプリケーションを組み合わせる強力な方法です。以下では、Supabase のバックエンドサービスを利用しつつ、フロントエンドを Vercel 上で提供するための設定とデプロイ方法を解説します。
Supabase は、フルマネージドの PostgreSQL データベースにリアルタイム機能を備えたバックエンドサービスを提供します。一方、Vercel はフロントエンド用のデプロイプラットフォームで、Next.js を中心とするウェブアプリケーションのホスティングと継続的デプロイ(CI/CD)を実現します。この二つを組み合わせれば、高機能なサーバーレスアプリケーションを短時間で構築することが可能です。
Supabase のウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。その後、プロジェクトダッシュボードで新しいプロジェクトを作成します。
プロジェクト設定の API セクションで、anon
と service_role
の API キーを取得します。これらは Vercel 側で必要となるため、安全に保管してください。
Vercel の公式サイトからアカウントを作成し、新しいプロジェクトを作成します。GitHub や GitLab のリポジトリと連携して、プロジェクトを Vercel にデプロイします。
Supabase プロジェクトの URL および API キーを Vercel のプロジェクト設定に環境変数として追加します。通常、環境変数は SUPABASE_URL
と SUPABASE_ANON_KEY
として設定します。
フロントエンドから Supabase の API を利用するために、HTTP リクエストを送ります。以下は Next.js アプリ内での簡単なエンドポイント設定です。
上記のコードを Next.js プロジェクトの API ディレクトリに配置し、Supabase のデータベース操作を実現します。
Vercel CLI やウェブインターフェイスを通じてプロジェクトをデプロイします。git のプッシュにより自動的にデプロイプロセスが開始されるよう設定することも可能です。
Supabase と Vercel を連携することで、効率的なサーバーレスアプリケーションのセットアップが可能です。適切な環境変数管理、セキュリティ対策、そしてスケーラビリティの考慮を忘れずに、最適なデプロイ環境を構築してください。次回は、より詳細なスケーラビリティの改善策について触れる予定です。
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