# AWS Batchで時間指定ジョブを実行する方法（cron式活用）

## 目次
1. AWS Batchとは
2. AWS Batchでのジョブスケジューリング
3. cron式による時間指定
4. AWS Batchでの設定手順
    1. ジョブ定義の作成
    2. ジョブキューの作成
    3. スケジューリングの設定
5. 利用例
6. まとめ

## 1. AWS Batchとは

AWS Batchは、Amazon Web Services（AWS）が提供する、計算ジョブのスケジューリングと実行を自動化するためのサービスです。AWS Batchを使用すると、コンピュータクラスタの管理や設定を自動化し、数万のジョブを簡単に実行できます。

## 2. AWS Batchでのジョブスケジューリング

AWS Batchでは、ジョブをスケジュールするために、まず「ジョブ定義」を作成します。ジョブ定義は、実行するジョブのコンテナイメージ、必要なコンピューティングリソース、環境変数などの設定を含みます。また、ジョブをどの「ジョブキュー」に送信するかを設定し、ジョブキューを介してリソースへのアクセスを制御します。

## 3. cron式による時間指定

AWS Batchでジョブをスケジュールする際に、cron式を使用して特定の時間や頻度を指定できます。cron式は5つまたは6つのフィールドから成り、その各フィールドがスケジュール時刻の要素（日、時、分など）を定義します。

- 分（0 - 59）
- 時（0 - 23）
- 日（1 - 31）
- 月（1 - 12）
- 曜日（0 - 6） (0は日曜日)
- 年（省略可能）

例: `cron(0 12 * * ? *)` は毎日正午に実行。

## 4. AWS Batchでの設定手順

### A. ジョブ定義の作成

AWSコンソールにログインし、AWS Batchダッシュボードに移動します。以下の手順でジョブ定義を作成します。

1. **ジョブ定義の選択:** 「ジョブ定義」を選び、「ジョブ定義を登録」をクリック。
2. **詳細設定:** 名前、コンテナイメージ、VCPU、メモリ、環境変数などを設定。
3. **作成:** 「登録」をクリックしてジョブ定義を保存。

### B. ジョブキューの作成

ジョブキューはジョブを管理する仕組みです。

1. **ジョブキューの選択:** 「ジョブキュー」を選び、「ジョブキューを作成」をクリック。
2. **優先度設定:** ジョブキューの名前とジョブ優先度を設定。
3. **コンピューティング環境の指定:** 使用するコンピューティング環境を指定。
4. **作成:** 「作成」をクリックしてジョブキューを保存。

### C. スケジューリングの設定

CloudWatchを用いてジョブをスケジュールします。

1. **CloudWatchに移動:** AWSコンソールでCloudWatchサービスに移動。
2. **ルールの作成:** 「ルールの作成」をクリック。
3. **イベントソースの設定:** 「スケジュール」を選び、希望のcron式を入力。
4. **ターゲットの選択:** ターゲットでAWS Batchジョブを選択し、先ほど作成したジョブ定義とキューを指定。
5. **作成:** 「ルールの作成」をクリック。

## 5. 利用例

以下は、毎日午後3時にAWS Batchジョブを実行する例です。cron式`cron(0 15 * * ? *)`を使用して、定時に実行する組み合わせです。

![img](/mosaic-code.jpg)

また、ジョブ定義内で環境変数を用いることで、柔軟なジョブ実行が可能となります。

## 6. まとめ

AWS Batchでは、ジョブのスケジューリングと実行を簡単に行うことができます。特にcron式を使用することで、時間を指定した定期実行が実現できます。この方法により、複雑なスケジュール管理を効率よく設定できる点が特に工夫されています。AWSによるクラウドネイティブな技術を活かし、高度なジョブ管理を実現していきましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS Batchで時間指定ジョブを実行する方法（cron式活用）

## 目次
1. AWS Batchとは
2. AWS Batchでのジョブスケジューリング
3. cron式による時間指定
4. AWS Batchでの設定手順
    1. ジョブ定義の作成
    2. ジョブキューの作成
    3. スケジューリングの設定
5. 利用例
6. まとめ

## 1. AWS Batchとは

AWS Batchは、Amazon Web Services（AWS）が提供する、計算ジョブのスケジューリングと実行を自動化するためのサービスです。AWS Batchを使用すると、コンピュータクラスタの管理や設定を自動化し、数万のジョブを簡単に実行できます。

## 2. AWS Batchでのジョブスケジューリング

AWS Batchでは、ジョブをスケジュールするために、まず「ジョブ定義」を作成します。ジョブ定義は、実行するジョブのコンテナイメージ、必要なコンピューティングリソース、環境変数などの設定を含みます。また、ジョブをどの「ジョブキュー」に送信するかを設定し、ジョブキューを介してリソースへのアクセスを制御します。

## 3. cron式による時間指定

AWS Batchでジョブをスケジュールする際に、cron式を使用して特定の時間や頻度を指定できます。cron式は5つまたは6つのフィールドから成り、その各フィールドがスケジュール時刻の要素（日、時、分など）を定義します。

- 分（0 - 59）
- 時（0 - 23）
- 日（1 - 31）
- 月（1 - 12）
- 曜日（0 - 6） (0は日曜日)
- 年（省略可能）

例: `cron(0 12 * * ? *)` は毎日正午に実行。

## 4. AWS Batchでの設定手順

### A. ジョブ定義の作成

AWSコンソールにログインし、AWS Batchダッシュボードに移動します。以下の手順でジョブ定義を作成します。

1. **ジョブ定義の選択:** 「ジョブ定義」を選び、「ジョブ定義を登録」をクリック。
2. **詳細設定:** 名前、コンテナイメージ、VCPU、メモリ、環境変数などを設定。
3. **作成:** 「登録」をクリックしてジョブ定義を保存。

### B. ジョブキューの作成

ジョブキューはジョブを管理する仕組みです。

1. **ジョブキューの選択:** 「ジョブキュー」を選び、「ジョブキューを作成」をクリック。
2. **優先度設定:** ジョブキューの名前とジョブ優先度を設定。
3. **コンピューティング環境の指定:** 使用するコンピューティング環境を指定。
4. **作成:** 「作成」をクリックしてジョブキューを保存。

### C. スケジューリングの設定

CloudWatchを用いてジョブをスケジュールします。

1. **CloudWatchに移動:** AWSコンソールでCloudWatchサービスに移動。
2. **ルールの作成:** 「ルールの作成」をクリック。
3. **イベントソースの設定:** 「スケジュール」を選び、希望のcron式を入力。
4. **ターゲットの選択:** ターゲットでAWS Batchジョブを選択し、先ほど作成したジョブ定義とキューを指定。
5. **作成:** 「ルールの作成」をクリック。

## 5. 利用例

以下は、毎日午後3時にAWS Batchジョブを実行する例です。cron式`cron(0 15 * * ? *)`を使用して、定時に実行する組み合わせです。

```yaml
# Cron expression example for 3 PM daily
cron(0 15 * * ? *)
```

また、ジョブ定義内で環境変数を用いることで、柔軟なジョブ実行が可能となります。

## 6. まとめ

AWS Batchでは、ジョブのスケジューリングと実行を簡単に行うことができます。特にcron式を使用することで、時間を指定した定期実行が実現できます。この方法により、複雑なスケジュール管理を効率よく設定できる点が特に工夫されています。AWSによるクラウドネイティブな技術を活かし、高度なジョブ管理を実現していきましょう。 

AWS Batchで時間指定ジョブを実行する方法（cron式活用）

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1. AWS Batc

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