Supabase × ChatGPTのアプリ構成例
目次
- はじめに
- SupabaseとChatGPTの概要
- Supabaseとは?
- ChatGPTとは?
- アプリケーションの構成
- システムアーキテクチャ
- データベース設計
- チュートリアル
- 環境設定
- Supabaseのセットアップ
- ChatGPTの統合
- コード例
- フロントエンドの実装
- バックエンドの実装
- セキュリティとスケーラビリティ
- まとめ
- 参考資料
1. はじめに
本記事では、SupabaseとChatGPTを組み合わせたアプリケーションの構成例を具体的に説明します。両者の技術を活用することで、ユーザーインタラクションが豊かなアプリケーションを構築できます。
2. SupabaseとChatGPTの概要
2-1. Supabaseとは?
Supabaseは、オープンソースのFirebaseの代替として設計されたバックエンドプラットフォームで、リアルタイムデータベース、認証、ストレージ機能を提供します。PostgreSQLを基盤として構築されており、API自動生成の機能を備えています。
2-2. ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な言語モデルで、自然言語処理を専門としています。その主な特徴は人間のような応答を生成する能力です。この技術をアプリケーションに組み込むことで、自然な対話が可能になります。
3. アプリケーションの構成
3-1. システムアーキテクチャ
- クライアント (フロントエンド): React.jsやNext.jsを使用してユーザーインターフェイスを構築。基本的なユーザーインタラクションを管理。
- バックエンド (サーバー側): Supabaseを利用したAPIと、ChatGPTモデルを呼び出すためのエンドポイントを実装。
- データベース: SupabaseのPostgreSQLを使用。ユーザー情報やチャット履歴を保存。
3-2. データベース設計
下記のテーブル構成を考慮します。
-
ユーザーテーブル:
- id: ユーザーID (Primary Key)
- username: ユーザー名
- email: メールアドレス
- created_at: 作成日
-
チャット履歴テーブル:
- id: チャットID (Primary Key)
- user_id: ユーザーID (Foreign Key)
- message: メッセージ内容
- created_at: 送信日時
4. チュートリアル
4-1. 環境設定
- Node.jsをインストール。
- GitHubでSupabaseプロジェクトを開始。
- OpenAIのAPIキーを取得。
4-2. Supabaseのセットアップ
- Supabaseのダッシュボードにアクセスし、新しいプロジェクトを作成。
- データベーススキーマを設定。
- リアルタイムAPIを有効にする。
4-3. ChatGPTの統合
- OpenAIのAPIを利用するために、必要な環境変数を設定。
- クエリを送信し、モデルの応答を取得するためのサーバー側のロジックを実装。
5. コード例
5-1. フロントエンドの実装
React.jsの例

5-2. バックエンドの実装
Node.jsの例

6. セキュリティとスケーラビリティ
- APIキーは厳格なアクセス制御を行い、ソースコードに直接記述せずに、環境変数を使用します。
- Supabaseのセキュリティルールを活用してデータ保護を強化。
- スケーラビリティを確保するため、負荷に応じてコンテナ化(Docker)やクラウドサービス(AWS, GCP)を利用して、インフラを柔軟に調整。
7. まとめ
SupabaseとChatGPTを組み合わせることで、手軽に高度な対話型アプリケーションを開発できます。システム構成からセキュリティまでを考慮し、スムーズな開発プロセスを確立することが重要です。
8. 参考資料
[cv:issue_marketplace_engineer]