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# Azure VPN Gatewayのサイト間（S2S）接続設定手順

## 目次

1. 概要

2. 事前準備

   - 2.1. アカウントの設定

   - 2.2. ネットワークの確認

3. 仮想ネットワークの作成

4. VPN Gatewayの作成

5. ローカルネットワークゲートウェイの設定

6. 接続の設定

7. テスト接続

8. まとめ

## 1. 概要

Azure VPN Gatewayを用いたサイト間（S2S）接続は、オンプレミスネットワークとAzure仮想ネットワークを安全に接続するためのソリューションです。これにより、異なるネットワーク間での通信が可能となり、柔軟で拡張可能なハイブリッドネットワークソリューションを構築できます。

## 2. 事前準備

### 2.1. アカウントの設定

- Azure へのサブスクリプション: 有効なAzure アカウントが必要です。

- 適切な権限: リソースを作成および管理するために、管理者権限のあるAzure ID を利用します。

### 2.2. ネットワークの確認

- IP 範囲の確認: ネットワークアドレスが重複しないよう、オンプレミスと仮想ネットワークの IP アドレス範囲を確認します。

## 3. 仮想ネットワークの作成

Azure ポータルで仮想ネットワークを作成します。次の手順を参考にしてください。

1. **リソースの作成**をクリック。  

2. **ネットワーク**カテゴリから**仮想ネットワーク**を選択。

3. ネットワーク名、アドレス空間を入力。

4. サブネットの詳細を入力。

## 4. VPN Gatewayの作成

1. **Azure Portal**で**VPN Gateway** のリソースを選択。

2. リソースグループと地域を選択。

3. **VPN ゲートウェイのSKU**を選択。

4. 仮想ネットワークを関連付け、パブリック IP アドレスを設定。

## 5. ローカルネットワークゲートウェイの設定

1. **ローカルネットワークゲートウェイ**を新規作成。

2. オンプレミスのIP アドレス範囲とVPN デバイスのパブリックIPを入力。

## 6. 接続の設定

VPN Gatewayとローカルネットワークゲートウェイを接続します。

1. **接続**を作成。

2. 接続タイプとして**Site-to-Site (IPSec)**を選択。

3. 必要に応じて共有キーを入力。

## 7. テスト接続

接続が正常に確立されたか確認する目的で、以下のテストを実行します。

- **Ping テスト**: 仮想ネットワークとオンプレミスネットワーク間で ICMP パケット送信。

- **VPN デバイスログ**の確認。

## 8. まとめ

Azure VPN Gateway を活用したサイト間接続設定は、オンプレミスとクラウド間の安全な通信を実現します。事前のネットワーク設計や設定が成功の鍵です。設定後も、定期的なモニタリングとログ管理を行い、接続の安定性を確保しましょう。

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このガイドラインを基に、具体的な設定や実行手順を進めてください。必要であれば、Azureの公式ドキュメントを参照し、より詳細な情報を取得することができます。

Azure VPN Gatewayのサイト間（S2S）接続設定手順

目次

1. 概

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