【2023年最新】エンジニアにおすすめクラウドソーシングサイト5選|副業で気をつけたいポイントから案件を探す方法まで徹底解説!

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2023年06月22日 13:32

「エンジニアスキルを伸ばしたい」「会社以外で自分の力を発揮してみたい」。このように考えるエンジニアが増えています。

そんな方におすすめしたいのが、クラウドソーシングサービスを利用した副業です。エンジニアの場合、本業で得たスキルや経験を元に副業を始められることは大きなメリットだといえます。

この記事では、エンジニアが副業に取り組む場合の注意点やメリット、おすすめクラウドソーシングサービスまでご紹介します。エンジニアとして働いていて、副業に挑戦してみたい方は参考にしてみてください。

エンジニアが副業をするときに気をつけたい4つの注意点

エンジニアが副業をするときに気をつけたい注意点には、以下の4つが挙げられます。

1.スキルによって稼げる金額が変わる
2.経験年数は案件によって異なる
3.無理をしすぎない
4.就業規則を確認する

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.スキルによって稼げる金額が変わる

エンジニアが副業で稼げる金額は稼働日数や案件の難易度によって大きく変わります。クラウドソーシングサイトでエンジニアとしての副業を行っている人の多くは、5〜10万円程度の金額を月に稼いでいます。

エンジニアの副業は多岐にわたりますが、ホームページの制作やシステムの開発・運用などが挙げられます。これらの案件は難易度や工数によって単価が大きく異なり、その金額差と稼働時間が収入に直結します。

そのため、エンジニアの副業だといっても、稼げる金額には大きな差があります。

2.経験年数は案件によって異なる

募集要件を満たしていなければ、応募しても受注できない場合がほとんどです。

求められる経験年数は、案件の種類ごとに異なります。目安となる経験年数については下記の表を参考にしてみてください。

案件例 経験年数の目安
ライティング 不要
Webサイト制作 半年〜1年
システム開発 2〜3年

ライティングなど専門性が求められない案件においては、未経験でも受注できる可能性があります。しかし、未経験可能・スキルなしでも応募可能と明記されている案件は低単価案件が多い点に注意が必要です。

しかし、専門性が求められ、スキルが必要な案件では募集条件が厳しくなる代わりに、高い報酬を期待できます。エンジニアとしてスキルや経験がある場合、得意とする分野で案件を探してみると、高単価案件を獲得しやすいです。

3.無理をしすぎない

副業をするうえで、本業に支障をきたさないようにまずは、週1日から取り組むことをおすすめします。

本業がエンジニアである場合、急な残業が発生することがよくあるかもしれません。そのような場合に、副業案件を詰め込みすぎていると睡眠時間を削ってこなさなければならないこともあり得ます。

連日深夜に作業しなければならない日が続くと、いずれパンクしてしまいます。副業を始める場合、あまり無理のないスケジュールから取り組むように注意してください。

4.就業規則を確認する

副業を始める際、勤務先の就業規則は必ず確認してください。就業規則に「副業禁止」の文言があれば、副業していることが判明した場合に処分されることが想定され、最悪の場合、解雇となるおそれも考えられます。

また、副業をしても問題はないが、届出が必須で合ったり、同業種は不可だったりと条件が定められていることもあります。会社に隠れて副業をしてもメリットはありません。どうしても副業をしたい場合、上司や人事へ相談したうえで判断してください。

エンジニアがクラウドソーシングで副業する3つのメリット

エンジニアがクラウドソーシングで副業するメリットには、以下の3つが挙げられます。

1.在宅で副業ができる
2.本業のスキルを活かせる
3.キャリア・人脈が広がる

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.在宅で副業ができる

クラウドソーシングには、フルリモートで対応可能な案件が数多くあります。そのため、自宅にいながら副業に取り組むことが可能です。

フルリモートで対応できれば、休日はもちろん終業後や隙間時間を活用して働くこともできます。

また、案件の説明や打ち合わせについては、オンラインミーティングツールで実施されることが多いため、出社することもありません。このように自宅で柔軟な働き方ができることは、クラウドソーシングで副業に取り組むメリットだといえます。

2.本業のスキルを活かせる

エンジニアは、本業でシステム開発や運用に携わっている方が多いかもしれません。本業で獲得したスキルはそのまま副業でも活用できます。

エンジニアは本業と副業の業務内容が近いため、シナジー効果を期待できます。

たとえば、本業で獲得したスキルで副業を獲得し、実績を積み重ねて上流工程の副業案件を受注することなどです。また、副業で培った上流工程の業務経験を本業に活かすことも期待できます。

3.キャリア・人脈が広がる

副業を行うことで、本業だけでは得られなかったキャリアや人脈を獲得できる可能性が高まります。副業案件は、現在所有しているスキルだけで対応できるものばかりではありません。

そのため、案件の幅を広げるために学習することが求められ、結果としてスキルアップが期待できます。また、副業を通じて継続的に仕事をする中で経営者やほかのエンジニア、デザイナーなどあらゆる人との出会いがあり、人脈が広がる可能性があります。

エンジニアがクラウドソーシングで副業する2つのデメリット

エンジニアがクラウドソーシングで副業するデメリット には、以下の2つが挙げられます。

1.成果次第で報酬が変わる
2.自由時間が減る

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.成果次第で報酬が変わる

副業の多くは時間で報酬が発生するのではなく、制作した成果物に対して成果報酬が発生します。そのため、やればやるほど収入は増えますが、働かなければいつまでも報酬は発生しません。

また、副業を始めたばかりの頃は単価が低く、作業時間もかかる場合がほとんどです。そのため、時給換算すると目を覆いたくなるようなこともあります。

さらに、案件を継続的に受注しなければ報酬が発生しないことにも注意が必要です。クライアントの信頼を獲得し、長く付き合えるような関係性を構築することにも努めてください。

2.自由時間が減る

本業の傍ら副業に取り組むと、当然プライベートの時間に仕事をすることになります。副業が経験を積む・好きなことを仕事にしたいなどの動機であれば問題ありません。

しかし、ただお金を稼ぎたいと考えて取り組む人は、自由な時間が減ってしまうことを理解しておいてください。また、苦しい副業は続きません。可能な限り自分自身が楽しみながら取り組めるように工夫することが大切です。

エンジニアに適した副業案件を探す4つの方法

エンジニアに適した副業案件を探す方法には、以下の4つが挙げられます。

1.クラウドソーシングサイト
2.スキルシェアサービス
3.SNS
4.フリーランスエージェント

ここではそれぞれの方法別に解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、案件を依頼したい人と受けたい人をつなぐサービスとなり、誰でも登録することが可能です。案件にはあらゆるものがありますが、エンジニア向けのものには以下のようなものがあります。

  • コーディング
  • アプリ開発
  • データ収集

また、クラウドソーシングの案件はタスク単位で募集されているものも多く、副業未経験者でも取り組みやすいことがメリットです。

2.スキルシェアサービス

スキルシェアサービスは、自身が保有しているスキルや経験を販売するサービスです。自分自身のスキルをサイト上にアップし、依頼されるのを待ちます。

相手が「求めるサービスだ」と判断されて、落札されることによって案件が成立します。自分で値段をつけられるため、報酬額で不満を抱きにくいことがメリットです。

しかし、相場からかけ離れた金額を提示した場合、誰にも購入されなくなってしまうおそれがあります。そのため、相場感を身に付けることや、受注したくなるようにプロフィールや募集文を作成することが求められます。

3.SNS

SNSを使用して案件を受注したい場合、Wantedlyを利用することをおすすめします。Wantedlyは、IT・エンジニアが集まるビジネスSNSとなり、企業担当者と気楽にコミュニケーションを取ることが可能です。

案件概要の説明や報酬面などの条件の擦り合わせについてもしやすく、ミスマッチを予防できます。

また、求人への応募だけではなく、スカウトを受けることも可能です。あらゆる使い方ができるため、副業を始める場合は登録しておくことをおすすめします。

4.フリーランスエージェント

フリーランスエージェントは、安定的に案件を受注したい人におすすめします。自身の保有スキルや経験を登録することによって、最適な案件をエージェントが紹介してくれるサービスです。

個人に応じたレベルに適した案件を紹介してくれるため、営業する必要がありません。また、サービスによってはコンサルタントが在籍しており、自身の経験の棚卸しやスキルアップ、案件を受注するうえでのサポートを受けられることがメリットです。

エンジニアの副業におすすめクラウドソーシングサイト5選

ここではエンジニアの副業におすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しますので、詳しく見ていきましょう。

1.ランサーズ

引用:ランサーズ [Lancers] - フリーランス・副業の仕事が見つかるクラウドソーシング

ランサーズは、老舗のクラウドソーシングサービスです。案件数は業界トップクラスを誇り、累計35万社以上がランサーズを利用した経験があります。

ランサーズには「認定ランサー制度」があり、評価基準を満たすことによって称号を獲得できます。認定ランサーになると、受注率アップを期待することが可能です。

案件数が多く、初心者でも取り組みやすいことがメリットですが、システム手数料が5〜20%必要となる点がデメリットだといえます。

2.クラウドワークス

引用:受注したい方 - 在宅ワーク・副業の仕事が見つかる【クラウドワークス】

クラウドワークスは、ランサーズと比肩する大手クラウドソーシングサービスです。ワーカーとしての登録者数は200万人以上、仕事も200種以上の取り扱いがあり、未経験者向け案件が多いことが特徴といえます。

クラウドワークスは、副業未経験者でもわかりやすい画面と、簡単にこなせる案件が多いことがメリットです。デメリットとしては、悪質なクライアントが存在することや人気がある案件は受注しにくいことなどが挙げられます。

3.ココナラ

引用:ココナラ

ココナラは、サービス提供側が自身のスキルを提示し、依頼者に購入してもらうプラットフォームサービスです。

掲載されているものには、イラストやデザイン、語学学習などさまざまなものがあります。エンジニア向けのものもあるため、自身のスキルを掲載してみてください。

ココナラのメリットは、保有スキルを自分で決めた値段で販売できることです。デメリットとしては、出品しただけでは必ずしも販売につながらないことが挙げられます。

そのため、依頼したい人に選んでもらえるようなページ作成やキャッチコピーを考えなければなりません。

4.Bizseek

引用:ビズシーク

Bizseekは、ライティングからWeb開発まで幅広い案件があるクラウドソーシングサービスです。

Bizseekのメリットは手数料が安いことです。一般的なクラウドソーシングサイトは20%の手数料を支払わなければなりませんが、Bizseekでは10万円以下は10%・10万円以上では5%と定められています。

デメリットとしては、最低出金額が3,000円以上でなければならない点です。副業初心者がタスク案件ばかりこなしても、なかなか出金できる金額に到達しないおそれがあります。

5.JOB HUB

引用:ジョブハブ

JOB HUBは、人材派遣大手「パソナ」が運営しているクラウドソーシングサービスです。案件の種類はライティングからアプリ開発まで幅広くそろっています。

メリットは、ワーカーは登録から仕事の提案まで全て無料で利用できることです。一方、デメリットとしては、応募するにはクライアントへの提案や見積もりの提出が必要なことが挙げられます。また、すべての提案が採用されることがない点に注意が必要です。

エンジニアがクラウドソーシングで副業をする際、よくある3つの質問

エンジニアがクラウドソーシングで副業をする際によくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.副業エンジニアの月収はいくらくらいですか?
  • 質問2.副業したら申告しなければなりませんか?
  • 質問3.平日の夜だけ副業するような働き方はできますか?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

質問1.副業エンジニアの月収はいくらくらいですか?

副業エンジニアの月収について、TECH Streetが行った「ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート」によると、以下のような結果となりました。

  • 9千円未満:34%
  • 1万〜4万円台:28%
  • 5万〜9万円台:20%
  • 10万〜14万円台:9%
  • 15万〜19万円台:3%
  • 35万〜39万円台:3%

9,000円未満〜4万円台がボリュームゾーンといえます。

引用元:ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート - TECH Street (テックストリート)

質問2.副業したら申告しなければなりませんか?

副業をする際、給与以外の所得が年間20万円を超えると、確定申告する必要があります。また、住民税については1円でも収入があった場合、申告しなければなりません。

また、間違えやすいこととして、所得20万円についてです。この20万円は売上から経費を差し引いたときに20万円を超えていると、確定申告の義務が発生します。

たとえば、売上が30万円、経費が15万円かかった場合の所得は15万円です。この場合、確定申告する義務はありません。

しかし、住民税の申告が必要となることや、ほかの控除と組み合わせると節税効果が期待できるため、副業を始めたのであれば税金の知識も身に付けることをおすすめします。

参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁

質問3.平日の夜だけ副業するような働き方はできますか?

クラウドソーシングサイトなどで、フルリモートかつ稼働時間に定めがない案件を選べば、平日の夜だけ働くこともできます。稼働時間に関する条件については、募集要項に記載されていることが多いため、応募前に確認してから申し込むようにしてみてください。

また、ランサーズやクラウドワークスには、稼働時間を自由としている案件がたくさんあります。

まとめ

エンジニアがクラウドソーシングで副業する場合について解説してきました。エンジニアが副業を行うと、本業との相乗効果を期待しやすく、スキルアップや人脈を広げる効果が期待できます。

そのため、お金以上の価値を得られる可能性もあり、時間に融通を利かせられる人におすすめします。また、おすすめしたいクラウドソーシングサービスについても解説しましたので、ぜひ副業に取り組む前に当記事を参考にしてみてください。

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