Figma APIを利用した画面要素の取得と設計書の作成

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2025年02月15日 6:38

Figma APIを利用して、画面に配置されたボタンやフォーム、ラベル、画像などの要素を取得し、画面設計書を作成する方法を解説します。どのボタンが押された際にどのような挙動をするのか、発火するAPI情報を整理するためのプロセスを説明します。

目次

  1. Figma APIの概要
  2. 画面要素の取得方法
  3. JSONデータの解析
  4. 画面設計書の作成
  5. 画面遷移とAPI連携情報の整理
  6. まとめ

1. Figma APIの概要

Figma APIを利用することで、デザインファイルの構造をJSON形式で取得できます。これにより、デザインデータをプログラム的に解析し、画面要素の情報を収集できます。

必要な準備

  • FigmaのAPIトークンを取得する
  • FigmaのFile Keyを確認する
  • APIリクエストを送信する環境を準備(Postman、cURL、Pythonなど)

2. 画面要素の取得方法

Figma APIのGET /v1/files/{file_key}エンドポイントを利用して、ファイル内の要素を取得します。

img

このリクエストにより、Figmaのデザイン情報がJSON形式で取得できます。

3. JSONデータの解析

レスポンスには、ボタンやフォームなどの情報が含まれています。

img

上記のデータから、以下の情報を取得できます。

  • 要素の名前(name)
  • 要素の種類(type)
  • テキスト情報(characters)
  • 色やサイズ(backgroundColor, absoluteBoundingBox)

4. 画面設計書の作成

取得した情報をExcelやMarkdown形式で整理し、設計書を作成します。

ID要素名種類テキストX座標Y座標高さ
2:3Submit ButtonFRAMESubmit#007AFF10020012040

5. 画面遷移とAPI連携情報の整理

ボタンがクリックされた際の画面遷移情報を取得できます。

img

transitionNodeIDを使い、どの画面に遷移するかを設計書に記載します。

ボタン名遷移先画面
Submit Button5:8

また、API発火の設定がある場合、それを設計書に追加します。

ボタン名APIエンドポイントメソッド
Submit Button/api/submitPOST

6. まとめ

Figma APIを活用することで、画面設計書の作成を自動化できます。

  • デザイン要素の情報取得
  • 画面遷移情報の整理
  • API連携情報の管理

これにより、開発プロセスの効率化が可能になります。

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# Figma
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