# LINE Loginで認証したユーザーのメールアドレスを取得する方法

## 1. 目次
1. はじめに
2. LINE Login APIの基本
3. 必要な設定
4. メールアドレス取得の手順
   1. 事前準備
   2. アクセストークンの取得
   3. プロフィール情報のリクエスト
5. 注意点とベストプラクティス
6. まとめ

## 2. はじめに
LINE Loginは、ユーザーがシームレスにWebアプリケーションやモバイルアプリにログインできるようにするための便利な方法です。特定の状況では、ログイン中にユーザーのメールアドレスを取得する必要があります。本記事では、LINE Loginを使用して認証したユーザーのメールアドレスを取得する方法について詳しく説明します。

## 3. LINE Login APIの基本
LINE Login APIは、OAuth2.0を基盤としたオープンプロトコルを利用しており、ユーザーのアイデンティティをオンラインで確認するための標準化された方法を提供します。開発者は、アクセス権を使用してユーザーの個人情報を安全に取得することができます。

## 4. 必要な設定
LINE Loginを利用するためには、以下の設定が必要です。

1. **LINE Developersコンソールからのアプリ作成**:
   - LINE Developersのコンソールにログインします。
   - 新しいチャネルを作成し、必要な情報を入力します。

2. **Emailプロファイルの権限を付与**:
   - チャネル設定で、「Emailプロファイル」情報の取得権限をリクエストする必要があります。この権限がないと、メールアドレスを取得することはできません。

3. **リダイレクトURIの設定**:
   - リダイレクトURIは、認証後にユーザーをリダイレクトするURLです。これが正しく設定されていないと、認証フローの途中でエラーになります。

## 5. メールアドレス取得の手順

### 5-1. 事前準備
LINE Developersポータルで設定を完了した後、LINE SDKをアプリに組み込みます。LINE SDKは、利用するプラットフォームに応じてiOS、Android、およびWeb用が用意されています。

### 5-2. アクセストークンの取得
ユーザーがLINEに認証し、同意すると、アプリには認可コードが提供されます。このコードを使用してLINEのトークンエンドポイントにリクエストを送り、アクセストークンを受け取ります。

```shell
POST https://api.line.me/oauth2/v2.1/token
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded

grant_type=authorization_code&code={コード}&redirect_uri={あなたのリダイレクトURI}&client_id={クライアントID}&client_secret={クライアントシークレット}
```

### 5-3. プロフィール情報のリクエスト
アクセストークンを受け取ったら、/v2/profileエンドポイントを呼び出してユーザーのプロフィール情報を取得します。

```shell
GET https://api.line.me/v2/profile
Authorization: Bearer {アクセストークン}
```

このリクエストで、ユーザーの名前、プロフィール画像、メールアドレス（許可されている場合）が含まれるJSONが返されます。

## 6. 注意点とベストプラクティス

- **セキュリティ**: 常にHTTPSを使用して通信し、ユーザーのデータを保護します。
- **ユーザーの同意**: メールアドレスや他の個人情報を取得する前に、必ずユーザーからの同意を得る必要があります。
- **アクセス権の最小化**: 必要な権限だけを要求し、それ以上を求めないことで、ユーザーの信頼を獲得します。

## 7. まとめ
LINE Login APIを利用することで、ユーザーのメールアドレスを効果的かつ安全に取得することが可能になります。LINE Developersポータルをうまく使用して正しい設定を行い、セキュリティとユーザーの同意を重視した実装を心掛けてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

LINE Loginで認証したユーザーのメールアドレスを取得する方法

1. 目次

2. はじめに

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