
# VercelとGoogle OAuthの組み合わせでログイン機能を実装

## 目次
1. はじめに
2. Vercelのセットアップ
3. Google Cloud PlatformでOAuthクレデンシャルの取得
4. Next.jsでのGoogle OAuthの実装
   1. 依存関係のインストール
   2. Google OAuthの設定
   3. APIルートの作成
5. セッション管理の実装
6. デプロイと動作確認
7. よくある問題と解決策
8. まとめ

## 1. はじめに

本記事では、Vercel上でNext.jsアプリケーションを使用し、Google OAuthによるログイン機能を実装する方法を解説します。Google OAuthを用いてユーザー認証を簡単に組み込み、セキュアな認証体験を提供することが目的です。

## 2. Vercelのセットアップ

まず、Vercelにプロジェクトをホスティングします。Vercelアカウントを作成し、GitHubリポジトリをインポートしてプロジェクトをデプロイしてください。

## 3. Google Cloud PlatformでOAuthクレデンシャルの取得

次に、Google Cloud Platform（GCP）でOAuthクライアントIDとクライアントシークレットを取得します。

1. GCPコンソールにログインし、新しいプロジェクトを作成します。
2. 左側のナビゲーションメニューから「APIとサービス」 > 「認証情報」を選択します。
3. 「認証情報を作成」ボタンをクリックし、「OAuthクライアントID」を選択します。
4. 「アプリケーションの種類」で「Webアプリケーション」を選択し、必要な情報を入力します。
5. 承認済みのリダイレクトURIに、`https://your-vercel-url/api/auth/callback/google`を追加します。
6. 作成後に表示されるクライアントIDとクライアントシークレットをメモします。

## 4. Next.jsでのGoogle OAuthの実装

### 4.1 依存関係のインストール

Next.jsプロジェクトに`next-auth`と`next-auth/providers`をインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 Google OAuthの設定

次に、`next-auth`を使用してGoogle OAuthのプロバイダを設定します。プロジェクトのルートにある`.env.local`ファイルに環境変数を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.3 APIルートの作成

`/pages/api/auth/[...nextauth].js`に`next-auth`の設定を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. セッション管理の実装

ユーザーの認証を維持し、セションを管理するには、`next-auth`を使用したセッション管理を実装します。これにより、ユーザーがログインした際のセッション情報をサーバーで管理しつつクライアント側でメモリすることができます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. デプロイと動作確認

Vercelにデプロイして動作を確認します。Vercelプロジェクトのダッシュボードで環境変数を設定し、デプロイを行ってください。

## 7. よくある問題と解決策

- **リダイレクトURIエラー**: GCPのOAuth 2.0クライアントで設定したリダイレクトURIが、Next.jsアプリケーションで使用されるものと一致していることを確認してください。
  
- **`next-auth`のバージョンエラー**: `next-auth`のバージョンが古い場合、最新のバージョンに更新してください。

## 8. まとめ

以上で、Vercelを用いてNext.jsアプリケーションにGoogle OAuthログイン機能を実装する手順を解説しました。OAuthを通じた認証は、ユーザー管理を簡素化し、より安全性の高いサービスを提供することが可能です。今後は、ユーザー情報の保存や、個人化設定などの実装も視野に入れるとよいでしょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]


# VercelとGoogle OAuthの組み合わせでログイン機能を実装

## 目次
1. はじめに
2. Vercelのセットアップ
3. Google Cloud PlatformでOAuthクレデンシャルの取得
4. Next.jsでのGoogle OAuthの実装
   1. 依存関係のインストール
   2. Google OAuthの設定
   3. APIルートの作成
5. セッション管理の実装
6. デプロイと動作確認
7. よくある問題と解決策
8. まとめ

## 1. はじめに

本記事では、Vercel上でNext.jsアプリケーションを使用し、Google OAuthによるログイン機能を実装する方法を解説します。Google OAuthを用いてユーザー認証を簡単に組み込み、セキュアな認証体験を提供することが目的です。

## 2. Vercelのセットアップ

まず、Vercelにプロジェクトをホスティングします。Vercelアカウントを作成し、GitHubリポジトリをインポートしてプロジェクトをデプロイしてください。

## 3. Google Cloud PlatformでOAuthクレデンシャルの取得

次に、Google Cloud Platform（GCP）でOAuthクライアントIDとクライアントシークレットを取得します。

1. GCPコンソールにログインし、新しいプロジェクトを作成します。
2. 左側のナビゲーションメニューから「APIとサービス」 > 「認証情報」を選択します。
3. 「認証情報を作成」ボタンをクリックし、「OAuthクライアントID」を選択します。
4. 「アプリケーションの種類」で「Webアプリケーション」を選択し、必要な情報を入力します。
5. 承認済みのリダイレクトURIに、`https://your-vercel-url/api/auth/callback/google`を追加します。
6. 作成後に表示されるクライアントIDとクライアントシークレットをメモします。

## 4. Next.jsでのGoogle OAuthの実装

### 4.1 依存関係のインストール

Next.jsプロジェクトに`next-auth`と`next-auth/providers`をインストールします。

```bash
npm install next-auth
```

### 4.2 Google OAuthの設定

次に、`next-auth`を使用してGoogle OAuthのプロバイダを設定します。プロジェクトのルートにある`.env.local`ファイルに環境変数を設定します。

```plaintext
GOOGLE_CLIENT_ID=your-google-client-id
GOOGLE_CLIENT_SECRET=your-google-client-secret
NEXTAUTH_URL=https://your-vercel-url
```

### 4.3 APIルートの作成

`/pages/api/auth/[...nextauth].js`に`next-auth`の設定を行います。

```javascript
import NextAuth from 'next-auth';
import GoogleProvider from 'next-auth/providers/google';

export default NextAuth({
  providers: [
    GoogleProvider({
      clientId: process.env.GOOGLE_CLIENT_ID,
      clientSecret: process.env.GOOGLE_CLIENT_SECRET
    }),
  ],
  secret: process.env.NEXTAUTH_SECRET, // Ensure to set a strong secret
});
```

## 5. セッション管理の実装

ユーザーの認証を維持し、セションを管理するには、`next-auth`を使用したセッション管理を実装します。これにより、ユーザーがログインした際のセッション情報をサーバーで管理しつつクライアント側でメモリすることができます。

```javascript
import { useSession, signIn, signOut } from 'next-auth/react';

export default function Component() {
  const { data: session } = useSession();
  if (session) {
    return (
      <>
        Signed in as {session.user.email} <br />
        <button onClick={() => signOut()}>Sign out</button>
      </>
    );
  }
  return (
    <>
      Not signed in <br />
      <button onClick={() => signIn('google')}>Sign in with Google</button>
    </>
  );
}
```

## 6. デプロイと動作確認

Vercelにデプロイして動作を確認します。Vercelプロジェクトのダッシュボードで環境変数を設定し、デプロイを行ってください。

## 7. よくある問題と解決策

- **リダイレクトURIエラー**: GCPのOAuth 2.0クライアントで設定したリダイレクトURIが、Next.jsアプリケーションで使用されるものと一致していることを確認してください。
  
- **`next-auth`のバージョンエラー**: `next-auth`のバージョンが古い場合、最新のバージョンに更新してください。

## 8. まとめ

以上で、Vercelを用いてNext.jsアプリケーションにGoogle OAuthログイン機能を実装する手順を解説しました。OAuthを通じた認証は、ユーザー管理を簡素化し、より安全性の高いサービスを提供することが可能です。今後は、ユーザー情報の保存や、個人化設定などの実装も視野に入れるとよいでしょう。 

VercelとGoogle OAuthの組み合わせでログイン機能を実装

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