# Slack APIを使用したランダムおみくじボットの作成 (Node.js)

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと設定
   1. Node.jsのインストール
   2. Slackアプリの作成と必要な権限の付与
3. ボット開発の手順
   1. 環境のセットアップ
   2. Slack APIとの接続
   3. メッセージイベントのハンドリング
   4. おみくじ機能の実装
4. デプロイとテスト
5. まとめ

## 1. はじめに
Slackはコミュニケーションツールとして多くの企業やチームで使用されています。今回は、そのSlack上で動作する「おみくじボット」をNode.jsを使って構築する方法を紹介します。

## 2. 必要なツールと設定

### 2-1. Node.jsのインストール
まずはNode.jsをインストールします。Node.js公式サイトから、最新の安定版をダウンロードし、インストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2-2. Slackアプリの作成と必要な権限の付与
Slack APIを使用するためには、まずSlackアプリを作成し、適切な権限を設定する必要があります。

1. [Slack API: Applications](https://api.slack.com/apps) へアクセスし、「Create New App」をクリックします。
2. ボット名とワークスペースを入力して作成します。
3. 「OAuth & Permissions」セクションで必要なスコープを追加します。今回使用するスコープは以下の通りです:
   - `chat:write`
   - `channels:history`
   - `groups:history`
   - `mpim:history`
   - `im:history`
4. 「Install App to Workspace」でアプリをワークスペースにインストールし、OAuthトークンを取得します。

## 3. ボット開発の手順

### 3-1. 環境のセットアップ
以下のコマンドを実行して新しいNode.jsプロジェクトを作成し、依存パッケージをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-2. Slack APIとの接続
Slack APIと接続するために、`.env`ファイルに取得したOAuthトークンを保存します。

![img](/mosaic-code.jpg)

次に、以下のコードを `app.js` に追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-3. メッセージイベントのハンドリング
次に、ユーザーからのメッセージイベントをリッスンします。おみくじを引くトリガーワード（例：おみくじ）を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-4. おみくじ機能の実装
おみくじの結果はランダムに選ばれるように実装します。上記のコードで、`omikuji`配列からランダムに要素を選択しています。

## 4. デプロイとテスト
1. ローカルサーバーを起動し、ボットをテストします。

![img](/mosaic-code.jpg)

2. Slackのワークスペースでおみくじボットをメンションし、「おみくじ」とメッセージを送信して動作を確認します。

## 5. まとめ
この記事では、Node.jsを使用してSlack上で動作するおみくじボットを作成する方法を紹介しました。おみくじボットは、Slackアプリの開発において基本的な構造を学ぶ良い例です。今後、さらに複雑な機能を追加していくことで、Slack APIの理解を深めることができます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Slack APIを使用したランダムおみくじボットの作成 (Node.js)

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと設定
   1. Node.jsのインストール
   2. Slackアプリの作成と必要な権限の付与
3. ボット開発の手順
   1. 環境のセットアップ
   2. Slack APIとの接続
   3. メッセージイベントのハンドリング
   4. おみくじ機能の実装
4. デプロイとテスト
5. まとめ

## 1. はじめに
Slackはコミュニケーションツールとして多くの企業やチームで使用されています。今回は、そのSlack上で動作する「おみくじボット」をNode.jsを使って構築する方法を紹介します。

## 2. 必要なツールと設定

### 2-1. Node.jsのインストール
まずはNode.jsをインストールします。Node.js公式サイトから、最新の安定版をダウンロードし、インストールします。

```bash
# Node.js と npm を確認する
node -v
npm -v
```

### 2-2. Slackアプリの作成と必要な権限の付与
Slack APIを使用するためには、まずSlackアプリを作成し、適切な権限を設定する必要があります。

1. [Slack API: Applications](https://api.slack.com/apps) へアクセスし、「Create New App」をクリックします。
2. ボット名とワークスペースを入力して作成します。
3. 「OAuth & Permissions」セクションで必要なスコープを追加します。今回使用するスコープは以下の通りです:
   - `chat:write`
   - `channels:history`
   - `groups:history`
   - `mpim:history`
   - `im:history`
4. 「Install App to Workspace」でアプリをワークスペースにインストールし、OAuthトークンを取得します。

## 3. ボット開発の手順

### 3-1. 環境のセットアップ
以下のコマンドを実行して新しいNode.jsプロジェクトを作成し、依存パッケージをインストールします。

```bash
mkdir slack-omikuji-bot
cd slack-omikuji-bot
npm init -y
npm install @slack/bolt dotenv
```

### 3-2. Slack APIとの接続
Slack APIと接続するために、`.env`ファイルに取得したOAuthトークンを保存します。

```
SLACK_BOT_TOKEN=xoxb-123456789012-abcdefghiklmnopqrstuvwx
SLACK_SIGNING_SECRET=your-signing-secret
```

次に、以下のコードを `app.js` に追加します。

```javascript
const { App } = require('@slack/bolt');
require('dotenv').config();

const app = new App({
  token: process.env.SLACK_BOT_TOKEN,
  signingSecret: process.env.SLACK_SIGNING_SECRET
});

(async () => {
  await app.start(3000);
  console.log('⚡️ Slack app is running!');
})();
```

### 3-3. メッセージイベントのハンドリング
次に、ユーザーからのメッセージイベントをリッスンします。おみくじを引くトリガーワード（例：おみくじ）を設定します。

```javascript
app.message('おみくじ', async ({ message, say }) => {
  const omikuji = ['大吉', '中吉', '吉', '小吉', '末吉', '凶', '大凶'];
  const result = omikuji[Math.floor(Math.random() * omikuji.length)];
  await say(`:shinto_shrine: ${result}です！`);
});
```

### 3-4. おみくじ機能の実装
おみくじの結果はランダムに選ばれるように実装します。上記のコードで、`omikuji`配列からランダムに要素を選択しています。

## 4. デプロイとテスト
1. ローカルサーバーを起動し、ボットをテストします。

```bash
node app.js
```

2. Slackのワークスペースでおみくじボットをメンションし、「おみくじ」とメッセージを送信して動作を確認します。

## 5. まとめ
この記事では、Node.jsを使用してSlack上で動作するおみくじボットを作成する方法を紹介しました。おみくじボットは、Slackアプリの開発において基本的な構造を学ぶ良い例です。今後、さらに複雑な機能を追加していくことで、Slack APIの理解を深めることができます。 

Slack APIを使用したランダムおみくじボットの作成 (Node.js)

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