GoogleDataAPIを使ってデイリーのページごとのPV数を取得する方法

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2024年12月16日 15:14

Google Analyticsを活用してウェブサイトのアクセス状況を分析する際、特定のページごとのPV(ページビュー)をデイリーで把握したいと考えたことはありませんか?この記事では、Google Analytics Data API(GoogleDataAPI)を使って、効率的にデイリーのページごとのPV数を取得する方法を紹介します。

必要な準備

GoogleDataAPIを使用するためには、以下の準備が必要です:

  1. Google Cloudプロジェクトの設定
  2. サービスアカウントの作成
  3. Google Analytics APIの有効化
  4. Node.jsやPythonなどの環境のセットアップ

Google Cloudプロジェクトの設定

まず、Google Cloud Consoleで新しいプロジェクトを作成します。このプロジェクトがGoogleDataAPIを使用するための基盤となります。

サービスアカウントの作成

次に、サービスアカウントを作成し、必要な権限を付与します。JSON形式のキーをダウンロードしておきましょう。このキーは後でAPIを認証するために使用します。

Google Analytics APIの有効化

Google Cloud Consoleで「APIとサービス」 > 「ライブラリ」に移動し、Google Analytics Data APIを有効にします。

開発環境のセットアップ

Node.jsを例に、開発環境を準備します。以下のコマンドで必要なライブラリをインストールしてください:

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実装方法

ここでは、JavaScriptを使ったGoogleDataAPIによるデイリーPV数の取得方法を紹介します。

必要なライブラリのインポート

まず、Google Analytics Data APIを利用するために必要なライブラリをインポートします。

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クライアントの初期化

サービスアカウントキーを使用してAPIクライアントを初期化します。

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データ取得のクエリ作成

以下のコードで、特定の日付範囲におけるページごとのPV数を取得できます。

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レスポンスデータの解析

APIから返されるデータは配列形式です。以下のようにして各ページのPV数を出力できます。

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実装結果の例

例えば、以下のようなデータが取得できることを期待できます:

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他の手法との比較

Google AnalyticsのウェブUIからもPVデータを確認できますが、APIを使うことで次のようなメリットがあります:

  1. 効率性: 手動操作不要で毎日自動的にデータを取得可能。
  2. 柔軟性: 任意の期間や条件でカスタマイズ可能。
  3. スケーラビリティ: データをプログラムで処理しやすい。

例えば、UI操作とAPIの取得速度を比較すると、1週間分のデータ取得はUIで約3分かかるのに対し、APIではわずか数秒です。

まとめ

GoogleDataAPIを使うことで、デイリーのページごとのPV数を効率的に取得できます。この方法を活用すれば、日々のデータ分析が大幅に簡単になり、ビジネスの意思決定に役立てることができます。まずはAPIキーを取得し、サンプルコードを動かしてみましょう!

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# Node.js
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