# AWS CLIを用いたAmazon EFSの作成とマウント手順

## 目次
1. はじめに
2. Amazon EFSの作成
   2.1. EFSの作成コマンド
   2.2. セキュリティグループと権限の設定
3. Amazon EC2へのEFSマウント準備
   3.1. 必要なパッケージのインストール
   3.2. EFSマウントポイントの作成
4. EC2インスタンスにEFSをマウント
   4.1. EFSをマウントするコマンド
   4.2. マウントの自動化
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに
この記事では、AWS CLIを使用してAmazon Elastic File System (EFS) を作成し、Amazon EC2インスタンスにマウントする手順を解説します。Amazon EFSは、AWSが提供するスケーラブルで弾力性のあるネットワークファイルシステムです。

## 2. Amazon EFSの作成
Amazon EFSを作成するためには、AWS CLIを用いて適切なコマンドを実行します。

### 2.1. EFSの作成コマンド
AWS CLIを使用してEFSを作成するには、以下のコマンドを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

- `<Token_Name>` は任意の一意の識別子です。

例：

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2. セキュリティグループと権限の設定
EFSをEC2インスタンスにマウントする際には、セキュリティグループが正しく設定されている必要があります。

1. **セキュリティグループの設定**:
   - EC2インスタンスとEFSが同じVPCに存在していることを確認してください。
   - セキュリティグループのインバウンドルールで、NFSプロトコル（ポート2049）のトラフィックを許可します。

2. **IAMポリシーの設定**:
   - 適切な権限が付与されているか確認してください。例えは、`AmazonElasticFileSystemFullAccess`ポリシーを使用できます。

## 3. Amazon EC2へのEFSマウント準備
EFSをマウントするためには、EC2インスタンス上で必要な準備を行います。

### 3.1. 必要なパッケージのインストール
Amazon EC2インスタンスでNFSクライアントがインストールされていることを確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2. EFSマウントポイントの作成
マウントポイントを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. EC2インスタンスにEFSをマウント
必要な準備が整ったら、EFSをマウントします。

### 4.1. EFSをマウントするコマンド
以下はマウントするためのコマンドです。

![img](/mosaic-code.jpg)

- `<EFS_File_System_ID>` は、作成したEFSのIDです。

例：

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2. マウントの自動化
再起動後も自動的にEFSがマウントされるように設定するには、`/etc/fstab`ファイルにエントリを追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. トラブルシューティング
EFSのマウントに問題がある場合は、以下を確認してください。
- セキュリティグループの設定が正しいか。
- EFSエンドポイントが正確か。
- EC2インスタンスがVPC内に配置され、EFSにアクセス可能な状態であるか。

## 6. まとめ
AWS CLIを使用したAmazon EFSの作成とEC2インスタンスへのマウント手順を解説しました。EFSはスケーラブルで弾力性のあるストレージを提供するため、特に大規模なデータ共有システムに適しています。設定を正確に行うことで、信頼性の高いストレージ環境を構築できます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS CLIを用いたAmazon EFSの作成とマウント手順

## 目次
1. はじめに
2. Amazon EFSの作成
   2.1. EFSの作成コマンド
   2.2. セキュリティグループと権限の設定
3. Amazon EC2へのEFSマウント準備
   3.1. 必要なパッケージのインストール
   3.2. EFSマウントポイントの作成
4. EC2インスタンスにEFSをマウント
   4.1. EFSをマウントするコマンド
   4.2. マウントの自動化
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに
この記事では、AWS CLIを使用してAmazon Elastic File System (EFS) を作成し、Amazon EC2インスタンスにマウントする手順を解説します。Amazon EFSは、AWSが提供するスケーラブルで弾力性のあるネットワークファイルシステムです。

## 2. Amazon EFSの作成
Amazon EFSを作成するためには、AWS CLIを用いて適切なコマンドを実行します。

### 2.1. EFSの作成コマンド
AWS CLIを使用してEFSを作成するには、以下のコマンドを使用します。

```sh
aws efs create-file-system --creation-token <Token_Name>
```

- `<Token_Name>` は任意の一意の識別子です。

例：

```sh
aws efs create-file-system --creation-token myEFS
```

### 2.2. セキュリティグループと権限の設定
EFSをEC2インスタンスにマウントする際には、セキュリティグループが正しく設定されている必要があります。

1. **セキュリティグループの設定**:
   - EC2インスタンスとEFSが同じVPCに存在していることを確認してください。
   - セキュリティグループのインバウンドルールで、NFSプロトコル（ポート2049）のトラフィックを許可します。

2. **IAMポリシーの設定**:
   - 適切な権限が付与されているか確認してください。例えは、`AmazonElasticFileSystemFullAccess`ポリシーを使用できます。

## 3. Amazon EC2へのEFSマウント準備
EFSをマウントするためには、EC2インスタンス上で必要な準備を行います。

### 3.1. 必要なパッケージのインストール
Amazon EC2インスタンスでNFSクライアントがインストールされていることを確認します。

```sh
sudo yum install -y amazon-efs-utils  # Amazon Linux 2の場合
sudo apt-get install -y nfs-common    # Ubuntuの場合
```

### 3.2. EFSマウントポイントの作成
マウントポイントを作成します。

```sh
sudo mkdir -p /mnt/efs
```

## 4. EC2インスタンスにEFSをマウント
必要な準備が整ったら、EFSをマウントします。

### 4.1. EFSをマウントするコマンド
以下はマウントするためのコマンドです。

```sh
sudo mount -t efs <EFS_File_System_ID>:/ /mnt/efs
```

- `<EFS_File_System_ID>` は、作成したEFSのIDです。

例：

```sh
sudo mount -t efs fs-12345678:/ /mnt/efs
```

### 4.2. マウントの自動化
再起動後も自動的にEFSがマウントされるように設定するには、`/etc/fstab`ファイルにエントリを追加します。

```sh
echo '<EFS_File_System_ID>:/ /mnt/efs efs defaults,_netdev 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
```

## 5. トラブルシューティング
EFSのマウントに問題がある場合は、以下を確認してください。
- セキュリティグループの設定が正しいか。
- EFSエンドポイントが正確か。
- EC2インスタンスがVPC内に配置され、EFSにアクセス可能な状態であるか。

## 6. まとめ
AWS CLIを使用したAmazon EFSの作成とEC2インスタンスへのマウント手順を解説しました。EFSはスケーラブルで弾力性のあるストレージを提供するため、特に大規模なデータ共有システムに適しています。設定を正確に行うことで、信頼性の高いストレージ環境を構築できます。 

AWS CLIを用いたAmazon EFSの作成とマウント手順

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